銀河と火山:優しい幻想のクリップ
寝ることは大好きですが夜更かしして飲む珈琲も好きです。
最近は夏休みでアルバイト漬けになっているのでできるだけ早く寝るようにしているのですが、昨日みた夢が印象的でした。
雫がついた葡萄を咥えた狐と真っ赤な姫リンゴを咥えた猫がやってきて何かを言うのですが、結局聞き取れず困って2匹を見返す夢でした。
かの有名なフロイト大先生ならこれをどう判断するんでしょうね。
ちなみにその前は首をへし折られる夢でした。
絶対こいつのせいだ。
SCPについてはまた別の機会にクリップするとして、本日のクリップは『グスコーブドリの伝記』です。
宮沢賢治の名作ですが、他の作品に比べあまり有名度は高くないように感じます。
と、思っていたら映画化していたんですね。
同じ監督さんで宮沢賢治代表作の銀河鉄道の夜も出ていました。
こちらは1度だけテレビで見たような…
どちらの作品も青空文庫さんで読むことができます。
宮沢賢治は『やまなし』や『セロ弾きのゴーシュ』等著名な作品が多いのですが、優しい文体と世界観がとても好きです。
『グスコーブドリの伝記』の主人公ブドリもとても優しく心が強い人物として描かれていて、ハッピーエンドとは言えないものの心に残るお話でした。
『グスコーブドリの伝記』では火山が大きな役割を持っているのですが、『銀河鉄道の夜』の銀河や他にも様々な物語の自然や動物達の風景描写を読んでいると、まるで理科の教科書を読んでいるようなわくわくやどきどきがあり、いつも本棚のすぐ手が届く位置に並べています。
今日も寝る前にどれか読もうかな。
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